2009-06-11

台湾鉄路の太魯閣号に初乗車

台湾訪問時はわざわざ台中の携帯屋まで足を運ぶようになっていますが、今回の滞在中は2回も台中へ行くことに。いつもは高鉄で行ってますがどうせなら台鉄 (台湾鉄路)かバスを使ってみようと思い、時刻表を調べるとちょうどいい時間に台鉄の太魯閣(タロコ)号が走っているので乗ってみました。

台北-台中の台鉄の特急「自強号」は所要時間約2時間15分。高鉄(新幹線)が1時間なので(後述しますが別途乗り継ぎが必要)、倍の時間は悩ましく台鉄 にはあまり乗る気は無いのですが、JR九州885系が原型の太魯閣号車両が2往復走っています。本来は台湾東部向けに走っていますが、数往復は西部に顔を出しているわけ。こちらは1時間45分前後と普通の自強号より約30分早 い。そして高鉄で台中へ行くと、実は高鉄台中駅は郊外にあり(台鉄新烏口駅と接続)、街中にある台鉄台中駅まで普通列車に乗り換えて3駅。乗りつき時間も 入れると1時間半前後かかっちゃいます。となると太魯閣号を使った自強号に乗ってもそう時間は変わらない。しかも時計を見るとあと30分後に乗れる!

てなことで実ははじめての台鉄特急に乗ってみることにしました。台北車駅の地上コンコースの窓口の一番左のカウンター辺りには切符買うためのメモ用紙(発 駅や着駅、時間など記入)がありますが、手書きメモでももちろんOK。まぁ当然がんばって中国語でもOKです。運賃はNTD375、高鉄の約半額。全席指定で自由席はありま せん。

車両は885系に乗った記憶がないのですが、一般の特急としては座席の前後間が結構あいていて快適。発車後はカーブできっちり車体が傾くなど振り子式の威 力を発揮、ただ線路状態のせいか結構ゆれます。でもそのゆれが心地よくて乗車中はほぼ熟睡してしまいました。車窓も郊外を走る高鉄とちがい、街中なので外を見ていて飽きません。なお昼時だったせいか、発車後すぐに駅弁売 りのおばちゃんが現れます。段ボール箱をひきずりながら(手で持てる量じゃない&ワゴンなどなし)ってのが台湾っぽい。

さて自由席はないはずなのですが、結構立ち席で乗ってくる客がいました。途中で空きがあれば座れるみたい。もちろん途中で車内検札があり、そこで差額を支 払いますが、「満席では絶対に乗れない」ということではなさそうです。もちろん席が空かなければずーっと立ちっぱなしになっちゃいますけどね。

列車は主要都市を止まっていくので結構人の入れ替わりが多いかも。ハイテク都市(って言い方もアレですが)の新竹で乗降が多いのですが、それでも終点までの乗車率は70-80-%くらい。人気高く結構満席らしいのですが、次もまた乗ってみたいところです。


- 台北駅は地下ホームなのは高鉄も台鉄も一緒(横に並んでいる)


- 車内は日本の雰囲気そのもの。座席間が開いていて結構快適


- 台中まで1時間45分はあっという間

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