台北の夜市といえば士林夜市が有名で、私も毎回かならず寄ります。夜市はとにかく「メシ食いまくる」ところなので、腹を空かせていくに限る。てなことでMRT剣潭駅を降りていつもすぐに向かうのは「豪大大鷄排」。「鷄排」はフライドチキン、それの「大サイズ」、しかも「豪華に大きい」って意味でしょうかね。場所は駅降りて向かい左手のフードコート「美食市場」にもありますが、やっぱり路上の本店のほうがお勧めかも。駅前を線路沿い方向の文林路を右に歩いていけば5分くらいで到着。なお別のフライドチキン屋もありますがとにかく黙って「豪大大鷄排」に行きましょう。いつも混んでいて人が並んでいるはず。
並ぶとビニール袋を渡されます(これが後で重要)。そして「何枚」なんてことも聞かれますが、まぁ複数名で行ったら一人ずつ並んで一人1枚買うのがよいかと。何も言わなければスルーされますから。列に並ぶときはちゃんと縦に並びましょう。海外在住の私がよく見る日本人の悪い癖は、横にはみ出して列を乱すこと多し(マナー悪い)。友人同士だから横になるんじゃなく縦に並ぶのが常識ね。なお隣の屋台の前に列が伸びないよう、おじさんが「こっち曲がって」とか指示されることもあります。
大鷄排は一度に10枚くらい揚げるので順番待ちながら少しずつ列は前に進んでいきます。自分の番がやってきたらおじさんが「らー?ぶらー?」(辣?不辣?=からいの、からくないの?)と聞いてくるので、大きい声で「らー」あるいは「ぶーらー」といいましょう。らーだと辛いスパイスかけてくれます。そして大鷄排を紙の袋に入れてくれるので、さっき受け取ったビニール袋を広げてそこに入れてもらいます。「なんでも店がやってくれる」なんて思っちゃだめよ。料金は2009年はNTD50、約150円。その場でお金を払います。
味はとにかく「ウマー」です。まず熱い!ホクホク。そしてやわらかい。そして適度に味がついている。そしてうまい!こうして書いていても涎がでてきちゃうくらいです(笑)。サイズはA5の紙くらいはあるかな。食べ進んでいくと後半の部分には少し骨がありますが、がんがんかじりながら骨は袋の中に捨てましょう。なおこの後夜市を回る際、意外とゴミ箱が無いのね。なのでこの豪大大鷄排のビニール袋がこの後も結構役に立つのです。
台湾の夜はいろいろな過ごし方がありますが、私は夜市(と携帯屋)めぐり命!とにかく台湾の夜は食いまくれ!です。
- いつも混んでいる豪大大鷄排。今は3名しか並んでないですが多いときは10数名。手前も鶏排屋ですが客はいない。空いてる店に行ってはいけないのは鉄則
- あっという間に行列。黄色いシャツ着たおにーさん/おじさんが袋を配りつつ行列整理
- その場でガンガン揚げて、1回に10枚ずつくらい揚がってきます。「らー」だとこの辛いパウダーを欠けてくれます。あたりはやかましいのでおじさんには声を大きめにして「らー」「ぶーらー」といいましょう
- 慣れた手つきで紙袋(手前、動き早くてぶれてます)にフライドチキンを入れていきます。このあと自分のビニール袋を広げておじさんにむければ、そこに紙袋のまま入れてくれます
- サイズは世界遺産級(笑)。アツアツでウマー!もうね、とにかくこれ食っとけば間違いない!
1 件のコメント:
いいねぇ〜この特大サイズ。
こういうのをこうサクッと昔は食っていたんだけど
今はもう、きつくて食えないですわ。
でも、こういう大きなサイズ、尋常ではない量のアイスクリームとかには、目が離せないのですよ。
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