2014-05-26

初めてのモスクワ (8) ホテルの滞在登録(レジストレーション)

Russia滞在の難関の一つがホテルでの滞在登録(レジストレーション)。これ持ってないと警官に職務質問されたときに難癖つけられるとか...またいいホテルはホテル側でやってくれるけど、ゲストハウスなどでは自分でやらなければならないことも(有料でやってくれるところもあると)。

とりあえず自分でやる時間は無いし、有料か無料かはさておき「レジストレーションをきちんとやってくれる」ところに泊まらねば、と思って今回はMaxima Panorama Hotelに泊まったのです(ネットで「パスポートコピーしてやってくれた」と情報読んだので)。但し警察は週末はやっていないし、今回チェックインするのは土曜日。となると出来上がりは月曜申請→火曜日になる?そうなると週末はさんで3日間滞在登録の無い状態でこれはちと不安...とはいえ、多くの観光客が土曜日に入るだろうしそのあたりはなんとかなるはず。

5月10日(土)のお昼過ぎにホテルにチェックイン。その場で「レジストレーションはいつもらえるの」と話すと「明日の朝」とのこと。え、土曜日でもやってくれる&すぐできるんですね。これで不安な気持ちで外出するのは本日半日だけとなります。一応念のためホテルの名刺と飛行機のチケットをカバンにいれて外出しました。

翌朝はホテルで朝食を済ませてから外出前、11時にフロントへ行くとコピーした紙の束の中(それだけ昨日チェックイン客がいたわけ)から「あ、これね」と渡されたのが下のもの。片面に個人情報、もう片面が警察の判子などかな。日曜日からは安心して外出したのでした。

なおロシア日本大使館のこちらから、悪徳警官にあったときに提示するメモ印刷してもっていきましたが、滞在中警察官に話しかけられることは無し。夜も明るいうち(20時でも明るい)に戻ってきたので、夜遅くヤバイエリアとかに行かなければ大丈夫かな。ネットで見ると滞在登録無しでの罰金がなくなったらしいので、怪しいたかりなどは減っているそう。
A4の紙の1/3くらいの用紙
もう片面

初めてのモスクワ (7) モスクワ地下鉄のICカード「トロイカカード」

Moscow市内の移動は地下鉄で十分、窓口で回数券(5回や10回など)が買えると事前に調べていました。ところがここにもICカードの「トロイカカード(Тройка)」があるんですね。調べてみると回数券との値段差は10円くらいか。またバスやトラムも乗れるし、いちいち回数を気にしなくていい。まぁ実際は小銭(RUB100)ずつ入れていたので頻繁にチャージしていたのですが(窓口どの駅にもあるので簡単)、やはりICカードのほうが使い勝手はいいかも。

ということでアエロエクスプレスを降り、地下鉄5号線のPaveletskaya駅(パヴェレツカヤ/Павелецкая)の窓口でスマートフォンの画面に写したトロイカカードの写真と共に「トロイカカード」といってRUB500を差し出します。するとおばちゃんがRUB50の紙幣を見せて「カードは50だよ」と。あとはおつり全部入れてもらうのが簡単でしょうね。私はRUB300だけ入れました。

実際乗るときは、入り口のリーダーに当てるとその場で残高が引かれます。1回あたりRUB28と切符よりRUB2割安。あとはトラムに数回乗ったのですがその時も入り口から入って回転バーを押してからリーダーに触れるだけ。どちらも全区間均一なので、乗った時だけリーダーに触れればOKです。

写真見せて現金渡せば購入はなんとかなります。ややこしいリクエストしないほうが無難

初めてのモスクワ (6) モスクワ到着、まずはホテルへ

5月9日
YV7770 BCN 2330 - DME 0540(+1)

5月10日
てなことでフライト時間は4時10分。時差はマイナス2時間になります。初Moscowだしね、ちゃんと寝ようと思ったのですがやはり興奮と緊張していたのかなかなか眠れません。そうそう機内はスペイン語とロシア語という状況なのもなかなか面白い。結局1時間くらいしか眠れませんでしたがそれでも徹夜するよりは楽ですね。機内では結局カップヌードル(変な日本系のもの)を食べちゃいました。
機内で食べた怪しいヌードル。ついネスティーも
Moscow、Domodedovo(ドモジェドヴォ)空港/DMEへはほぼ定刻に到着。飛行機を降りてMoscowの地へと降り立ちます。まずは入国審査ですね。ガイドブックによれば混雑時は1時間以上かかることもと書かれていましたが、行ってみるとカウンターは10くらいで小さいエリアでしたが行列はまばら。10人くらいしか1カウンターに並んでいません。これは楽勝だなーと思ったら、その直後にわらわらと東南アジア系の人が大量にやってきてイミグレは大混雑に。この後に並んだらたしかに1時間はかかったかも。

入国審査はもう超緊張しまくり、挙動不審になっていました。質問は一切なしですが、ちらっとこっちの顔を見られるともうそれだけでドキドキ...そしてカウンター内のプリンターで入出国カードが印刷され、渡されるのでサイン。パスポートに判子も押されて無事入国です。

続けて荷物を受け取ってから税関検査。難癖つけられることもあるなんて聞いていたのですが、列ん並んでたらみなさん小さいX線検査機に荷物を通しています。私の中型スーツケースはギリギリ入らないかも。「通すの?」と税関職員に身振り手ぶりしたら「どこから来た」というのでパスポートとチケットを提示。すると「OK」と通さなくてよし、さらに日本語で「サヨウナラ」と。日本人への感情はいいのかな。

ということでようやく入国です。いやーどっと疲れたわ。ここで到着ロビーに出ると何もない。まぁATMとかはありましたが本当に何もない。こんな空港で国際空港?てかSIM買えないじゃん!と思ったら、左手に行くと出発ロビーで、そこは広々として人も多く(当然カウンターがずらりと並んでいる)、2Fにレストランとか売店もあるのでした。
緊張の連続で到着。ここは出発ロビー2階。ソファーはあるけど電源は無い
さてまずはルーブルの入手が必要です。両替所はやはりレートは最悪。なのでATMでキャッシングを試みるとエラーで出てきません。Ukraine情勢の問題でVISAカード使えなくなったとか言っていたけどそれなのか?まぁこの問題はその後別のATMを使ったらキャッシングできたので端末の会社の問題かもしれません。

空港はWi-Fi無料、でも電源が見当たりません。空港内に入るにはセキュリティーチェックもあるので怪しい人もいないのは安心かな。SIMを買ったりあれこれ調べ物をしていたら3時間くらいたって9時に。でもホテルへ行くのはもうちょいここで待ったほうが良さそう。

空港内を探索すると、牛の大きい置物がありました。これ、事前に調べていたMu-Muというレストランなんですね。学食スタイルで指さしで選べば注文できるので一人で行くのも楽。ということでさっそくここに入って(位置はちょいわかりにくかった)、初のロシア料理はこちらで。ボルシチとピロシキとサラダとジュース(でかい、こけもの系入っている)で1000円くらい。味はまぁOKでしょう。料理は値段がついていないものの、このレベルなら十分問題なし。明日から生きていけそうです。
牛発見!空港にあるとは助かるわー
さっそく行ってみました
これで350ルーブルくらい、約1000円。ジュースが高いの選んじゃった
食後はそろそろ、ということでアエロエクスプレスで市内へ。チケットは自販機で英語メニュー、クレジットカードで購入可能(RUB400)。列車は30分間隔でこれは下調べしていなかったのでちょっと待ちました。市内のPavelets駅(パヴェレツ、Павелецкий)までは47分。
エアロエクスプレスの自販機。英語選べます。クレジットカードもOK
チケットはレシート状。改札でバーコードを当てて入る(下車時は改札無し)
車両はさすが広軌なので幅が広く、3+2人掛け。車内販売もあります。せっかくなのでペットボトルのクワスを買ってみました。おばちゃん愛想は無いのですが、ま、そんなもんだと聞いていたので問題なし。
エアロエクスプレス。外装は古く見える(縫って綺麗に見せているのかな)
広軌なので車内は広い。3+2配列
社販が来たのでクワスを購入
Pavelets駅到着後は、駅を出ると地下鉄の案内があるのでそちらに向かいます。地下鉄2号線の駅はPaveletskaya駅(パヴェレツカヤ/Павелецкая)と微妙に名前が違う。まぁ繋がっているので迷うことはないですけどね。地下鉄の窓口でICカードを購入(次エントリに書きます)。

まぁ間違うことはないですね。地下鉄のマークはどこも似てる
トロイカカード(ICカード)購入
改札を通りエスカレーターへ。噂通りに長いです。そしてホームに降りると「え、どうすりゃいいの」という感じ。キリル文字わからないのでどっちの列車がどっちへいくやら...とりあえず終点の駅の文字を見つけてえいやっと乗車。ホテルまでは1駅なのでこのあたり移動は楽です。
聞いてはいたけど本当に深くまでもぐる
構内もどことなく薄暗い
地下鉄初乗車!あとで5号線などは新しい車両があることを知る
ホテル最寄り駅のAvtozavodskaya/アフトザヴォツカヤ駅(Автозаводская)に到着したのが13時くらい、そのままチェックイン。このホテル(Maxima Panorama Hotel、後でまとめます)は受付スタッフ2名とも英語ができて一安心。予約時にBooking.comで代金も支払い済みで、デポジット用のカード提出も不要。部屋に入ってようやく一休みです...
Avtozavodskaya駅は照明もあかるく雰囲気だいぶ違う

2014-05-25

初めてのモスクワ (5) ロシアビザはどうやって取得したか

Moscowに入る前に重要なのはRussiaのビザですね。ビザなしではトランジットでの一瞬の入国すらできませんから。Russiaビザは滞在先ホテルのバウチャーやら飛行機のEチケットが取得のために必要など結構大変。というか面倒...

なので去年も結局Moscowは断念したのですが、今年はぜひ行きたい。とういことでネットであれこれ調べているうちに見つけた六本木の「ロシアビザセンター」を使って取得しました。もちろん手数料が必要です。ですが最大の利点は「翌日発行」できること(WEBだと「今は翌日はできないかも」なんて記述もありますが、それでも翌々日もありますし)。

ここは旅行会社ないし政府となんらかのつながりがあるのかな(わかりませんが)、ここでビザを取るのに必要なのは顔写真とパスポートのみ。あとは大体の旅程です。ビザ有効期間の日程もある程度自由に設定できますし、滞在先も「予定」なので行きそうなところを書いておけばOK。

実際の取得は3月に日本へ行ったとき。翌日受け取り(実際は週末+ロシアの祝日の3日間挟む)で問題なく取れました。本当は翌々日受け取りでも間に合ったのですが、念のため(翌々日受け取りできないと、そのあとすぐ韓国だったのでパスポートが無いと飛べない)。念には念を入れてパスポートも郵送ではなく持参、直接受け取りとしました。

ビザ取得にこの手のところを使うと「高い」と思う人もいるでしょうけど、まぁ自分でがんばれるなら自力でがんばってください、と(笑)。私は2週間もパスポート預けたり自分でバウチャー取ったり数か月前に旅程FIXするなんてことは仕事の関係で無理。ましてや今回、急遽Parisの発表会が入りましたが、もしも最初に考えていて旅程で普通に取っていたらParisに寄ることは無理でしたし。

ま、Russia行くたびに日本で取るのも大変なのですが、一度使ってみて緊急時などもここならなんとかなる、ということがわかったのはよかったですね。香港にもこの手のところはあると思うのでそのうち探してみようとは思います。

無事取れたRussia VISA。予定より3日早い日程から有効だったのでParisの発表会へ行くこともできた


初めてのモスクワ (4) バルセロナ経由でモスクワ入り

5月9日、昨晩仕事が長引いて寝る時間が遅くなり、遅くまで寝ていました。ホテルを12時のギリギリにチェックアウト、それから少しカフェで携帯のテストなどをしていたのですが、フライト時間が14:45、ってことは空港には13:00すぎには入りたい。なのに12:40くらいまでカフェにいたので慌ててタクシーに乗車。バスでも30分かからないのですがここは安全を見て仕方ないところです。前日の寝坊と合わせて出費が痛い...
滅多に乗らないタクシー。10分EUR35で空港へ到着
VY8971 LUX 1445 - BCN 1630

Luxembourgから直接Moscowではなく、まずBarcelonaへ飛びます。なんでわざわざBarcelonaへ飛んだかというと、
1. Barcelonaへできれば行きたかった(某お店に寄りたかった)
2. 乗り継いで夜行便にのるので、Moscowへ朝入れる
3. どのみち、LuxembourgからMoscowへのフライトはどのルートでも4-5万円

というわけなのです。LuxembourgからMoscowへは直行だといい時間につけず、乗り継ぎでも午後になっちゃったり。ところがVuelingなら4時間とはいえ夜行で入れますので朝につくし、夜行だからホテル代も1泊分浮きます。その分Barcelonaでの乗り継ぎ時間が長いのですが(7時間くらい)、2月に訪問した時に1回しか寄れなかったお店に行くこともできます。ということでこのルートに決定。

チケットはMoscowまで遠しで予約したのですが別々に買ったほうが実は微妙に安かった。またVuelingはIberiaとコードシェアで、Iberiaで取ればBarcelonaでラウンジが使えたのですが、座席指定が直前までできず。BCN-DMEは寝るために広いシートが取りたかったこともあって、Vuelingで取って座席指定もしたのでした(でもLUC-BCNは安い席)。
LUX-BCNは1日1便。空港そのものも空いていた
Barcelonaまでは2時間であっという間。荷物はLuxembourgチェックイン時にMoscowまでスルー、チケットだけはBarcelonaで再度チェックインとなります。

Barcelonaはもう慣れているので空港ついたらバス(EUR5.9)でサクッと市内へ。目的の携帯やさんにも行けたし、夕飯はたまたま見つけたパエリアのお店がファーストフード的で値段もやや安く(まあEUR10にはなりますが)、わざわざ寄ったかいがありました。
2月以外のBarcelonaは初めて
ここのパエリアが安くておいしかった。Carrer dels Boters(ブテス通)、PhoneHouseのあるあたり
さてBCN-DMEは夜の23時台発なのですが、この時間になんと3本も飛んでいるんですよ。なんでだろうと思ったのですが、VuelingはA320しか持っていない、でもこの区間は大型便を飛ばすだけの需要があるってことなんでしょう。なので3本も23時代にMoscow行きがある、と。
謎のDME行き3本はそれだけ客が多い、と
ということでチェックインカウンターは混雑するかもと思い早めに行きましたが(20時には到着)、行列数人でそれほどでもありませんでした。なおチェックイン時は当然でしょうがビザの確認もされました。「5月10日から有効?あれ、今日はまだ、、、」てな感じで腕時計の日にちをちらっとみて「あぁ、着くのは10日ね」と。
チェックインは非EU圏行きだけ別のエリア。混んでいなくてよかった
空港内では電源も確保して出発までお仕事。あっという間にフライト時間になって、いよいよ初めてのMoscowへと飛び立ちます。機内に乗り込むと最初はガラガラだったのですが、その後どんどん乗ってきてほぼ満席に。非常口席の高い席はいくつか空いていたのですが私の隣の人は窓側開いているのに動いてくれなかった...

YV7770 BCN 2330 - DME 0540(+1)
乗る前にちょっと緊張(もう戻れないからね)

2014-05-24

初めてのモスクワ (3) こちらも初めてのルクセンブルク

Luxembourg滞在は1泊のみ。当初は5月8日-10日と2泊してMoscowへ向かう予定だったのですが、フライトがどうもいい時間がなくて(Moscowには朝入りたかった)1泊のみに。翌日はまる1日を遠回りの移動(BCN経由)に当てることにしました。

ということで11時にLuxembourg中央駅到着、駅前のホテルに駆け込むと「チェックインは13:00から」と。まぁ当然のことなので荷物をあずけて市内への探索です。
Luxembourg中央駅。この付近高い建物は駅左のビルの高さくらい
Luxembourgは世界遺産があったりお城や古い建物で有名ですが、こちらはSIM買って携帯買って、なんてことしか考えていないので(笑)事前に観光地の調査もほとんどせず。駅前付近で買物などして(携帯関係です)、市の中心部までは歩いて移動。ゆっくり歩いても15分くらいですね。
市中心部まで歩きます。15分もかからない
オフィスビルもある中心部。でもビルの内側に旧市街が広がります
中心部は高層ビルも立ち並ぶのですが、一歩内部に入ると古い建物がならんでいて、ここが城壁の中だったのかな...車どおりも少ないのでのんびり歩き回るには最適です。とはいえ1時間も歩けば十分くらい。ホテルに再び戻ったのは14:00くらいでした。
ヨーロッパらしい市中心部の市街地。建物も古くて低い。レストラン多いのでここでご飯食べるべきだった
アルム広場
さてホテルについてからは、再び先ほどの中心部へと向かったのでした。世界遺産などに行こうとも少し考えたのですが、Luxembourgって市内にものすごく高低差があり街中が峡谷のようになっているんですね。街中の橋を渡りながら下のほうに古い建物が見えたりするのですが、そこまで行く気力が無く...まぁまた来る機会がありそうなので、今回は完全にお買いもの(繰り返しますが携帯関係だけです)だけすることにしました。
遠くにお城、さすがに行けそうにない
市内が渓谷のように高低差激しいのです
なお2回目の市中心部からの戻りはバスを使うことに。乗り方が全然わからなかったのですが1日券はあるらしい。そこでバスに乗って運転手に「1 Dayチケット」というと、EUR4ということなので現金で支払い、チケットをもらいました。確か1回券がEUR2なので2回以上乗るならこちらのほうがお得になります(結局1回しか乗らなかったんですけどね)。
バスは後ろからも自由に乗り降りできます。まぁ無賃乗車できちゃうわけだけど当然ばれたら罰金高いでしょう。じっくり滞在するなら最初にバスに乗ってすぐ1日券を買うのがよさそう。
バスの1日券。翌朝の4:00まで有効のようです
夕飯はホテルの下でピザ(スライス)。なにかLuxembourgらしいものを、とも思ったのですが眠気もあったし、仕事もしなくちゃなのでレストランで時間かけてってのも難しい。まぁ1人だととにかく夕食はいつも悩んじゃうんですよね...
たぶんまた来るでしょう。1泊せずに経由だけかもしれませんが...

初めてのモスクワ (2) パリからルクセンブルクへ移動

5月8日は、Paris東駅を朝7:40に出るTVGでLuxembourgへ向かう予定でした。あらかじめネットでTVGのチケットは購入済み。1等でEUR80。約2時間ですが2等との差はEUR20、これなら1等のほうが楽です。

さて前の晩はほぼ徹夜。明け方5時くらいに原稿が終わり、それからうとうとしてしまったのですが、目が覚めたら「7:35」。って、駅までダッシュしても間に合いません。しかも部屋には荷物が散乱。荷造りはどうみても5分以上かかるし...てなことで滅多にない寝坊をしてしまいました。うーんなんてこった...

まぁParis-Luxembourgは列車もたくさん出ているから何とかなる、という気持ちが心の底にあったんでしょうね。そうじゃなかったら早い時間に駅に向かっていたでしょうし。とはいえ急ぎ荷造りをしてついでにシャワー(Luxembourgのホテルもすぐ入れないかもだし)。東駅に着いたのは8:15くらい。
寝坊してしまった。時計は8:20を指してます
さて東駅で切符を買おうと思ったら、うーん窓口らしいものが見当たらない。案内所はあるんだけど窓口っぽくないし...窓口なら乗り遅れた切符どうしたらいいかも聞けるかな、とも思ったんですけどね(まぁフランス語で返されてわからなかったってオチになっちゃうかもだけど)。10分くらいあちこち歩いたけどスーツケースを引っ張っているし、もうその辺にある自販機でチケットを購入することにしました。

自販機は英語にも切り替えるので操作は特に難しくありません。行先入れて時間を表示、8:40を選んで2等を選択。いったいいくらになっちゃうんだろうとそのまま進めると「その列車はありません」とな!これってつまりたぶん2等がない、ってことですね。次の列車を選ぶと13:40、つまり午前の列車はすべて売り切れってことらしい。

ならば、と思い今度は1等を指定すると8:40発は空席あり。もう一回2等を選ぶとNG。うーんもうこれは仕方ないので1等を購入することにしました。てかやり直しているうちに発車時間も迫っています。「発車15分前なので買えません」なんてシステムだったらヤバイ!

途中で運賃を2種類から選ぶ画面が出るのですが意味がよくわからないので高いほうを選択(といっても安いほうとはEUR5くらいの差だったかな)、正規運賃なのでEUR148となりました。まー寝坊した自分が悪いので仕方ありませんが、お金出せばなんとかなるのだからラッキーでしょう。これで8:40も乗れなかったら今日の予定がメタメタでしたから。
無駄になったチケットと買いなおしたチケット。まあEUR228で買ったと思えば納得(できないけど、、、)

車内は1等ながらも真ん中の向かい合わせ席でした。発車後は眠くて眠くてほぼ仮眠状態。駅に到着するたびに目が覚める、てな状況でした。途中で結構乗り降りがあって意外と中都市間交通の役割も果たしているよう。

さてLuxembourgに近づくとだいぶ目もさめてきたんですが、せっかくですから国境越えは見ておきたいところ。スマートフォンのGoogleマップを見ながら「そろそろ」と思ったら、車両の室内からなにやら音が消えました。国境間は無電化区間になっていて、惰性で走り抜けるんでしょうか。そんな状態が1-2分続いたあとは、線路に見える標識などが明らかに見たことのないものに。Luxembourg側に入ったんですねぇ。
国境を超えると案内表示もLuxembourgのものに
その後、Luxembourg中央駅手前の駅でなぜか数分の停車をし、定刻より若干遅れて11時ちょい前に無事到着。Parisよりも若干北なのか肌寒く(眠気もあったし)、天気も曇っていたこともあり北欧に来たのかな、と一瞬思ってしまいました。

Luxembourgも1泊だけなので結構駆け足で回ることになります。とはいえ狭い街なので半日あれば十分かな。
Luxembourg到着!
寒いのであんまり駅では活動できず。適当に撮影
色使いがやはり独特かな

初めてのモスクワ (1) まずはパリへ

5月7日から15日までParis-Luxembourg-Moscowと回ってきました。目的地はMoscowですが、Parisで発表会があったことと、せっかくなので途中どこかに寄ろうってことでLuxembourgへも立より。なお乗り継ぎの関係でBarcelonaへちらっと寄ったり、帰りはLondonから、となりました。

5月7日
CX261 HKG 0005 - CDG 0655

先月のParisからのチケットの戻りでCDGへ。今回Parisは1泊なのですが、早朝空港についてそのままホテルに行ってもチェックインはたぶんNG。なので空港でしばし仕事していました。CDGは無料Wi-Fiが飛んでいますし(30分ごとに再ログインで延長できそう)、マクドナルドならば24時間利用可能。但しマクドナルドは早朝から開いているものの、Wi-Fiは朝8時からの営業。

その後電車で北駅へと向かいましたが、乗った列車は北駅までノンストップ。乗ったのは今回が初めてですがこれは楽。次からはノンストップ便を選んで乗るようにしようかな。北駅到着後は徒歩で東駅へ。

今回は東駅の線路側に沿って歩いて行ったのですが、鉄道バー/レストランのようなお店を発見。一度行ってみたいものです。ただしお店の先の東駅までの通路は階段なのでスーツケース持っている場合は迂回して北駅側に少し戻らなくてはなりません(私は面倒だからがんばって階段降りた)。
左向うが東駅、後ろ右手が北駅。外のベンチでおっちゃんたちがのんびりビール飲んでました
ホテルは11頃に到着、開いているようでそのままチェックイン可能。この後は13時から発表会なので時間に余裕がなく部屋に荷物を置き着替えてから出発。そのあとは途中でキャリアによってプリペイドSIMを買いつつ発表会会場へ。
前回に続き今回もホテルは東駅そば。ホテルは後で別エントリに書きます
発表会終了後は軽く市内探索して夕飯を買い込んで(サンドイッチ)ホテルへ。相変わらずParisではまともなご飯を食べていません。ピザでも食べようと思ったのだけど...

それから原稿を2本書いたら結局明け方になってしまい、徹夜でLuxembourgへ向かうことになりそうでした...

2014-05-20

短距離夜行フライト3連チャン

Moscowから戻ってきましたが、それまとめる前に次の出張を手配中。今日キャセイへ行ってきました。来月Singapore行くのをSeoul発で発券。常に韓国発にしていたのが3月に切れちゃったので、今回は片道を特典で飛んで、そこから新たにまた韓国回しで年明けまで攻めたいと思います。

ということでSingapore行きはこんな感じ。もちろん金欠人ですからいつもニコニコVクラス。

なおICNに飛ばなくてはならないので、HKG-ICNの特典往復を予約(戻りは来年4月に。後で変更する)
Singaporeはね、行きも帰りも夜行があるので現地1泊でもまるまる2日間活用できるのがありがたい。ただ日本発と違い香港からだと短距離、4時間なのでギリギリ寝れるか寝れないか...それにSeoul夜行をくっつけたのでもう最強の寝不足行軍。乗る前から疲れそうだわ...

2014-05-04

2014年4月のパリのホテル

一泊だけ&移動が楽だろうってことで今回は東駅そばに。北駅付近だと予算内のところがなかったんです...

4月13-15日
Grand Hôtel De L'Europe

4月9日にBooking.comで予約してEUR140(うちVAT10%)。1泊約1万円。ロケーションは東駅の真ん前、Wi-Fiは無料で接続問題なし。但しドライヤーがありません。これだけがちと不満かな...次回は(来月もParis)別のところを探してみようと思います。



2014年4月のロンドンとパリ(ほぼ仕事だけ)

こちらももまとめておかないとー。とはいえ4月のLondon、Parisはイベント取材であわただしい滞在。Londonだけ往復予定だったのですが、4月にLondon、5月にMoscowで、そのMoscowの直前にParisで発表会取材が入りました。となると4月にHKG-LHR、5月にHKG-CDGなりのチケットを買うことになりますが、4月は後半に韓国へ行くことに。それを別途買うよりもEurope発にくっつけるとHKG行きとほとんど同じ値段で韓国がくっつけられます。

ということでLondon往復の旅程は以下に。

4月9日
CX2551 HKG 2355 - LHR 0540(+1)

5月15日
CX254 LHR 2220 - HKG 1705(+1)

そしてLondonの戻りと5月のMoscow前のParis行きに、韓国をくっつけてCDG-ICN/CJU-CDGとして、以下を購入。

4月15日
CX260 CDG 1315 - HKG 0645(+1)

4月24日
CX412 HKG 0100 - ICN 0535

4月27日
CX5325 CJU 1400 - HKG 1555

5月7日
CX261 HKG 0005 - CDG 0655

なお4月のLondon、LHR>CDGの移動はBA。

4月13日
BA338 LHR 1925 - ORY 2135

さてLondonの滞在中は、4月10日の朝にLHRに到着してからAAのラウンジでシャワーとご飯と仕事、昼前に出てHeathrow Connectで市内に出てホテルへ、その夜からさっそく取材。翌日の4月11日は夕方まで仕事、夜にLondon Tower Bridgeへ。4月12日はショッピングモールめぐりと、仕事&携帯屋周りでほとんど終わってしまいました。ご飯もホテルの朝ごはんをしっかり食べ、あとは昼か夜に軽食のみ。最終日の4月13日も別のモールに行き、ここでフィッシュアンドチップスを食べたのが唯一Londonらしい食事だったかも...
London Bridgeと勘違いしていたTower Bridge
ショッピングモールめぐりは今回が初
4月13日のLHR>ORY移動は、やはり早めに空港へ行ってLHR/T5のBAラウンジへ。ちなみに今回はマイルはJALにつけました。Europe内のBAって結構安いのですが(1万円前後多い)その運賃だとCXはマイル加算ゼロ。JLだと30%のクラスなので、少ないマイル数ですが捨てるのももったいないので今後もそうしたほうがよさげです。
相変わらずうまいー。なお18時にパンやケーキ、スナックから夜の軽食に変わります
ORY到着後荷物が出てくるのが遅かった関係もあって、空港の電車に乗れたのが22時過ぎ。今回は東駅そばのホテルでしたが、北駅に着いたのはもう23時をすぎてしまい予定より遅くなってしまいました。

翌日、4月14日は市内の携帯屋めぐりでしたが食事らしい食事も本日も取れず。夜にハンバーガーという情けない状況。まぁ一人だとこの2都市はなかなか食事がしにくいものです...最終日は早起きしてCDGに行きラウンジでまったりしようと思っていましたが、前夜に仕事していたら寝坊であまりゆっくりできず。ま、「ついで」のParisだったのであわただしいのは仕方なかったですね。
今回初乗車のメトロ14号線。駅がSFチック
エッフェル塔もようやく公園側から見れた(前は反対側からのみ) 
最後の夜はマック。McWRAPは香港にないのでよしとしよう