2009-09-27

天津で狗不理その1 - 狗不理総本店までの道

北京には1週間滞在。うち1日はせっかくなので天津へ行ってきました。もちろん目的は名物の「狗不理」を食べるためです。小さめの肉まんですね。いやもうこれがおいしいんですよー。北京-天津は高速鉄道化されてわずか30分、しかも列車は10-15分おきに走っています。東京から横浜、大阪から京都に行くくらいの感覚でしょうか。なので半日あれば行って食べて戻って来れます。

なお天津行きの高速鉄道が出るのは北京駅ではなく「北京南駅」から。9月28日には地下鉄4号線が開通するので地下鉄で行くことができます。タクシーでももちろんいけますがちゃんと「南駅」といわないと北京駅に連れて行かれるので注意しましょー。

北京南駅はおそろしく巨大で、現在はまだ1/3も使われていません。いずれ上海方面の列車などが多数出る予定で数年後には南のターミナルになるんでしょうね。天津行きの切符は自販機で買えるので窓口に並ぶ必要がありません。駅の入り口はお決まりの荷物のX線検査。それ抜けて切符売り場のあたりにいくと、自販機が並んでいます。なお1等と2等がありますが、1等をお勧めします。違いはわずか200円くらいですし快適さが違います。自販機でもちゃんと1等を選べます。ただ複数で行っても順番なので隣同士にならないことも。その場合乗ってから「すいませーん、変わってください」みたいなことを言えば意外と代わってくれます(相手が窓側だったらダメだったりするけど)

ところで高速鉄道に使われているのはドイツのICEタイプ、CRH-3。去年までは日本の新幹線タイプのCRH-2だったのですが他へ転線してしまったようです。北京に詳しいDaZhao氏によると「北京-天津の最高速度は350Km/h。CHR-2はこの速度は保証できない」とのことでCRH-2は走れなくなっちゃったとのこと。うーんドイツに負けてるぞ新幹線!

てなことで乗ったら天津まではあっという間。駅を降りたら改札の白タクの運ちゃんは無理してタクシー乗り場かバス停へ。タクシーだったら「山東路77号」といえばそのまま乗せてってくれます。でも私はせっかくだからバスで行きたいのでバスで。山東路を通るバスは951と808系統。バス停は2つ目ですが、駅のバス停でてすぐ止まったらそこは1個目ではありません(駅裏なので駅の一部、なのかな)。乗ったら愛想悪いおやじ(車掌が)「どこまでだー」というので大声で「しゃんとんるーー」と叫んで1.5元を渡します。2元出したらおつりちゃんとくれます。愛想悪いのは、別に愛想をよくする必要性がないだけであって機嫌悪いわけじゃないので注意(笑)。10分もせず山東路につくのでバスを降りたら、バス停のすぐ先を右折(これが山東路)して北上すべし。繁華街の大通りを越えたらすぐに狗不理総本店です。なお北京にもあるけどね、やっぱり本店で食べたいでしょー。

* やっぱり付近の地図はGoogleマップかBaidu地図を印刷して持っておくといいです。狗不理総本店の住所は山東路77号。


- 北京南駅から乗るのはドイツのICEタイプ


- あっという間に天津到着。列車間隔が短いので気楽にいけます


- 山東路に行くのはこの2つのバス。山東路まで1.5元


- こんな感じでバスはきれい。でも車掌のおやじは古いタイプ(爆)


- 山東路で降り、名前の通りの「山東路」を北上して10分くらいで狗不理総本店に到着

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