てなことで10月2日夜、22:17の定刻に若干遅れてCNL40419+419が到着(ちなみに40が頭につくほうがSwiss行きなわけ。列車番号のつけ方も合理的)。目指す個室車両はブルーでCity Nigh Lineと大きく書いてあります。車内に入ると片側が通路、そして反対に2階建ての個室がずらりと並んでいます。個室側はまず階段が上下にあり、上下それぞれ左右に2つの部屋の入り口が並んでいるわけ。そこに部屋番号が明記されているのであとは自分の部屋に行くだけなのですが、ところが!
部屋を開けたら、見知らぬおじさんが寝ていますー(涙)。で、室内をよく見ると狭いながらも上にも収納式のベッドがあります。えぇっ、まさか実は2人個室?でもすんごい狭いんですけど。おじさんはドイツ語で「アレがあーでこーであーだからそれがあーだ。んじゃ」みたいなことを言います。どーすりゃいいんだー。
と、すぐに検札の車掌さんが回ってきたので事情を話すとすかさずおじさんのいる個室のドアをノック。おじさん今度は鍵閉めてます。そこで合鍵で開けて「あんたなんでここで寝てるのー。切符みせなさーい」なんてことを言うわけです(おばちゃんの車掌さん)。おじさんいうには「向かいの自分の部屋が鍵が閉まっていて開かないからこっちに寝てた」。車掌さん「勝手にねちゃだめでしょ。ちゃんと言わないと」。てなことで向かいの個室を合鍵であけて私に「はい、どうぞー」と無事個室に入れたわけでした。いやー、焦ったー。
その際に「明日は朝7:30に起こしますよ。朝の飲み物はコーヒーと紅茶どっちがいい」と言われ、切符をもう一度確認。これであとは明朝7:30までは検札などもないわけです。
さて室内はコンパクトにまとめられています。ドアは折り戸で内側から鍵がかかります。洗面台は上がスライド式のテーブル。ミネラルウォーター2本がサービス、その上に鏡がありますが内部には歯磨き用の水(紙コップ型で蓋はアルミパック)も2つ。ここに電源がありますが容量が小さいので携帯の充電くらいにしか使えません。ノートPCの充電はだめでした。ベッドはEurope仕様か2mくらい、また頭側の側面には小さい戸棚もあります。そして収納式の2段ベッドもあるので2名個室にもなるようです。
室内はエアコンも利いているし小奇麗なので快適です。出発後もゆれは少なめですぐに熟睡してしまいました。そして朝目覚めればSwiss、便利なものです。
朝は7:30ごろ車掌さんが起こしにきてくれたので室内で洗顔。しばらくすると朝食と紅茶が運ばれてきました。紅茶はカップが重ねてあって、手で持っても熱くないようにしているのがさすが。Zhurichまではあとわずかです(続く)。
- 個室車両はこちら。2階建てなので他の車両より大きめ
- 入り口に列車番号表示もあるので間違うことはないでしょう
- 室内に入ると片側が通路、片側が2階建てで個室寝台
- 4部屋(上下2部屋づつ)が1ユニット。私は下の右だったのに、ドアあけたら知らないおじさんがいた(^^;
- 個室はドアをあけるとスライドテーブルつきの洗面台。その上に鏡、その内部に電源
- ベッドは2mくらいでしょうか。寝心地は悪く無かったです。シーツとタオルあり
- ベッドの頭側。上の出っ張りは収納式の上段寝台。小さい棚と引き出しが横にあります
- ドアを閉めるとこれくらいのスペースあり。ベッドの下にも空間があります
- 朝ごはん。パンとジャムと飲み物、ですね
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